どんなに時が経過しても忘れられない日というものが、人には存在するのだ。
それが、この日で、小生という人間を武人として育て上げた師匠の命日と、それを陰で只管支え生涯を遂げた恩人の生誕日である。
この二人の存在が無ければ小生は、こうしてこの場に、生意気にも那覇手を教えていることは無かったであろう。
今日という日を、この二人に会った事の無い門弟たちが、厳粛に捉え、神前に参拝しに道場に詣でるのだ。
有り難い。
この事を、胸に刻んで、日々精進していきたいと思う。
マダマダ足りていない小生を全力で支えてくれる多くの、小さな掌が、小生の生き甲斐である。
大切にしていきたい。
そして、その小さな掌が、大きくなった行くことを見届けたいと切なる思いも同時に感じるのだった。
どうか、師匠…竹田先生、孝先生、佐野先生、足らない小生を、どうか…見守ってください。
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